自分でOSS申請

 個人のお客様の中には、車を購入し、少しでも費用を押さえたいので、 自分で車の登録(OSS申請)をやりたい!!というニーズがあると思います。

 このページでは、そのような個人の方のために、車の登録を自分で行うための大まかな流れを簡単にご紹介します。ご参考になれば幸いです。

 尚、パソコン設定や自動車税などの納付方法に関しては、お問合せ頂いても回答できませんので(お使いのパソコンによって設定方法が異なるので、弊所ではわかりません。)、何とか頑張ってご自身で行ってください。

 

 


自分でOSS申請を行うまでの手順

 じっくりと順を追って進めていけば、そんなに難しくはないと思います(時間はかかります)。

 ただし、パソコンが苦手、取説読んで進めるのが苦手、とういう方にはかなりのハードルですので、あきらめて、自動車販売店や行政書士にお任せしましょう。

 

1.申請のための準備(機器を揃える)

 

 まずは、OSS申請を行うための準備です。以下のものを揃えましょう。

➀電子証明書が付与(格納)されたマイナンバーカード

 ※最寄りの市役所で発行してもらいます。その際に、対応可能なICカードリーダも聞いておきます。

②ICカードリーダ

 ※使用できないICカードリーダがあるようですので、こちらのサイト「公的個人認証サービスHPでご確認お願い致します。

③パソコ

 

④スキャナー

 

2.申請のための準備(パソコン設定)

 

 次は、OSS申請を行うための、各種パソコン環境の設定を行います。

➀ご自身のパソコンがOSS申請できる状態なのかのチェックをこちらのサイト自動車保有関係手続きのワンストップサービス」の「PC環境のチェックで確認しながら進めていきます。

公的個人認証サービス利用者クライアントソフトをインストールします。

このパソコン環境設定が一番煩わしい部分かと思いますので、頑張ってください。
パソコンに慣れている方でしたら、数十分で設定できると思います。
また、もちろんですが、全てはご自身の責任において設定してください。

 

3.OSS申請(電子申請書面の作成)

 

 それでは、OSS申請を行うためのパソコン設定が終了しましたので、実際にOSS申請ができるようになりました。

OSS申請は、「自動車保有関係手続きのワンストップサービス」にアクセス、利用して行います。

OSS申請の自動車登録では、以下の事を行います。(新車新規の場合)

 

  • 警察署への車庫証明の申請
  • 陸運支局等への自動車登録の申請
  • 税事務所への税申告(→税の納付方法はこちらでご確認お願いします。

 

 また、OSS申請の際に、様々なお客様や車に関する情報を入力画面にて打ち込んでいきますので、車の情報(完成検査終了証や注文書など)などを自動車販売店などから入手しておいてください。

 OSS申請用の入力画面に従って、順次、必要情報を入力していけば、問題なくご自身でOSS申請が行えると思います。車庫証明の書類も作成する必要がありますが、配置図・所在図などの作成方法も詳しくサイトに掲載されています。また、こちらのサイトもご参考にして下さい。→車庫証明・自動車手続きサイト」

 

4.OSS申請(交付物の受領)

 

 各種自動車の税金を納付し、OSS申請が無事終了し、自動車登録が完了しました。

 

そうしましたら、各行政機関に交付物を受領しに行きます。

  • 申請先陸運支局に新車検証とナンバープレート(及び封印)をもらいに行く。
  • 申請先警察署に保管場所標章(ステッカー)をもらいに行く。

 

交付物を受領しましたら、あとは、自動車販売店に依頼してナンバープレートを取り付けてもらえば完了です。
(※ナンバープレートの受領に関しては、色々と規定がありますので、各自でご確認お願い致します。)

このOSS申請は、新規登録だけではなく、継続検査(車検を受けた後の新車検証の交付のための申請)も行えますので、一度PC環境を設定しておけば、この先の自動車の申請に関する代行費用を節約し続ける事ができると思います。

 

いかがでしたでしょうか?ご自身で行えましたでしょうか?

やはり、難しいという事でしたら、また、自分では不安だという事でしたら、自動車販売店や行政書士に依頼していただきたく思います。

今後は、自動車の登録に限らず、様々な行政手続きが電子申請可能になっていくと思います。これを機会に、電子申請するための準備を整えておけば、より便利に行政手続きが利用できると思います。